1. Teesside University(ティーズサイド大学)の概要

Teesside University(ティーズサイド大学)は、イングランド北東部のミドルズブラに位置する公立大学で、1992年に大学として正式に設立されました。実践的な学びと地域社会との結びつきを重視し、学生の就職力向上に力を入れています。

デジタル分野、看護・医療、犯罪学など、実務的かつ社会的需要の高い学問領域に強みを持ちます。

2. 世界ランキングと国内ランキングの動向

Teesside Universityは、イングランド北東部ミドルズブラに位置する公立大学で、デジタルアート、アニメーション、ゲームデザイン、コンピュータサイエンス、ビジネス、看護・社会福祉など実践重視の分野に強みを持ちます。産業界とのつながりが深く、地域社会への貢献も重視する応用志向の大学です。

THE世界大学ランキング:規模と評価指標の特性から未掲載。
・2020年:ランク外
・2024年:ランク外

QS世界大学ランキング:掲載なし。
・2020年:ランク外
・2024年:ランク外

The Guardian University Guide(英国国内):教育支援・産業連携を重視する姿勢が評価。
・2020年:68位
・2024年:80位

Complete University Guide(英国国内):アート・看護・ビジネス分野で着実な評価。
・2020年:92位
・2024年:89位

Teesside Universityは、世界ランキングには登場していないものの、デジタルクリエイティブ分野や医療・福祉、ビジネス、工学系において実務に直結する教育で高い評価を得ている。特にアニメーションやゲームデザインでは業界との連携が強く、卒業生が国際的なゲームスタジオや映像制作会社に就職するケースも多い。
地域医療やソーシャルワーク、看護学ではNHSとの連携のもとで現場重視の実習が整備されており、即戦力育成に力を入れている。地元企業との産学連携プロジェクトや起業支援、インキュベーション施設も充実しており、スキルだけでなくビジネス感覚も養える環境が整っている。
教育の質向上への取り組みも積極的で、National Student Surveyでは学生満足度の高い分野も多い。研究よりも教育・職業教育を重視する大学として、地域に根ざした実践的な学びを求める学生にとって、現実的かつ有効な進学先といえる。

3. 学部の特徴

Teesside Universityの代表的な学部は以下の通りです。

コンピューティング&デジタルテクノロジー学部:ゲームデザイン、AI、サイバーセキュリティなど先端技術に対応。
健康科学部:看護、作業療法、理学療法など、NHSと連携した実習制度が充実。
犯罪学・法学部:英国北部で高評価。警察や司法関係機関とのつながりが強い。
ビジネススクール:地元企業と連携した実務中心のカリキュラムを提供。
アート&デザイン学部:3Dアニメーションやインタラクティブメディアに特化した実習環境が整備。

すべての学部で、「雇用される力(employability)」の向上がカリキュラムに組み込まれています。

4. 卒業生の活動

Teesside Universityの卒業生は、医療、IT、ゲーム開発、法執行機関などの現場で活躍しています。地元産業との連携が強く、大学主催のインターンシップやプロジェクトを通じて、在学中から実務経験を積める点が魅力です。

特にゲーム業界やNHS関連職において、実践力のある人材としての評価が高まっています。

5. 大学院の特徴—現場と密接に結びついた教育環境

Teesside Universityの大学院では、職業志向の強い実践型プログラムが中心です。

  • NHSや企業との共同プロジェクトが豊富な医療・健康系修士課程
  • サイバーセキュリティやゲーム開発などの工学系修士が充実
  • 社会課題や地域開発をテーマとした応用研究が活発
  • 起業支援制度も整っており、スタートアップ育成にも注力

職務経験を積みながら専門性を高めたい学生にとって、非常に実践的な環境が整っています。

6. Teesside大学院での学びがキャリアに与える影響

Teesside University大学院の修了生は、職業即応性の高さから企業・自治体・医療機関などで高く評価されています。

地元ミドルズブラだけでなく、全国的にも就職ネットワークが広がっており、大学主導のキャリアフェアや産学連携イベントを通じて、卒業後の進路を明確に描きやすいのが特徴です。

7. Teesside大学院への出願要件と難易度

Teesside Universityの大学院入学には、実務経験や応用力が重視されるプログラムが多いです。

  • 学業成績:通常2:2以上(GPA2.7〜3.0程度)
  • Personal Statement:具体的なキャリアゴールと大学での学びの関連性が求められます
  • 推薦状:学術もしくは職務関係者から1通〜2通
  • 英語力:IELTS6.0〜6.5(特定プログラムでは7.0以上)
  • 一部コースではポートフォリオや面接が必要

【2026年入学】Teesside University 〜Personal Statement書き方のコツ〜 [イギリス大学院留学]

8. 最後に

Teesside University大学院は、実践力と地域密着型の教育環境で確かなキャリア形成を後押しします。弊社では出願に必要なあらゆるステップをサポートします。

過去の合格者のPersonal Statementを分析し、最適な書き方をアドバイス
大学ごとの要件に合わせた戦略的な出願プランの作成
英語エッセイのプロフェッショナルによる添削
推薦状の適切な書き方・依頼方法のサポート
1年間にかかる学費や生活費の情報提供
個人に合わせた奨学金等の提案
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