1. Loughborough University(ラフバラー大学)の概要
Loughborough University(ラフバラー大学)は、1909年に設立された英国中部ラフバラーに位置する研究主導型の名門大学です。特にスポーツ科学、工学、ビジネス、デザイン分野において国際的に高い評価を受けており、学生満足度の高いキャンパスライフでも知られています。
広大なキャンパスと最先端の設備を備え、実践的な学びと産業界との密接な連携を通じて、社会に貢献できる人材育成に力を入れています。
2. 世界ランキングと国内ランキングの動向
Loughborough Universityは、スポーツ科学、工学、デザイン、ビジネス、建築などの分野において世界的に高い評価を受ける研究大学で、英国中部のラフバラーに本部を構えています。実践的な教育、産業界との連携、学生体験の質の高さで知られており、国内外から高い支持を集めています。
THE世界大学ランキング:研究力と教育環境、産業収入の指標で安定した国際評価を獲得。
・2020年:301–350位
・2024年:251–300位
QS世界大学ランキング:スポーツ関連分野で世界トップクラスの評価を得ています。
・2020年:226位
・2024年:212位
The Guardian University Guide(英国国内):学生満足度と教育の質で長年にわたり国内上位を維持。
・2020年:4位
・2024年:7位
Complete University Guide(英国国内):研究の質、学生体験、就職支援の各分野で高い評価。
・2020年:8位
・2024年:10位
THEおよびQSの世界ランキングでは、緩やかな上昇傾向が見られ、とくに産業連携や応用研究に強みを持つ点がスコアを支えています。QS分野別ランキングではスポーツ関連分野で世界1位(2023年)を記録するなど、Loughboroughの専門性と研究実績の高さが国際的に認められています。
国内ランキングでは長年にわたりトップ10圏内に位置し、The Guardianでは複数回1位を獲得するなど、学生体験と教育支援の面で圧倒的な評価を受けてきました。National Student Survey(NSS)でも高い満足度スコアを継続的に記録しており、キャリア支援、キャンパス環境、学生サービスのいずれも高水準です。
さらに、工学・建築・プロダクトデザインなどの実務系分野では産業界との共同プロジェクトが豊富にあり、現場に即したスキル習得が可能です。スポーツ施設の充実度も英国随一であり、オリンピック選手やプロアスリートの育成拠点としても有名です。研究志向と実践志向を両立できる大学として、非常に完成度の高い教育機関です。
3. 学部の特徴
ラフバラー大学は以下の分野で特に評価が高く、産業界との連携を活かした教育が魅力です。
- スポーツ科学部:英国トップ、世界的にも高評価。オリンピック選手を多数輩出。
- 工学部:機械、電子、土木工学などで産業界との共同研究が盛ん。
- デザイン・クリエイティブアート学部:イノベーション志向の教育で国際的な賞も受賞。
- ビジネススクール:実務家との連携と高い就職率で知られる。
- 社会科学部:心理学や社会政策なども強く、リサーチの評価が高い。
特に“employability(就職力)”の高さが特徴で、インターンシップやプロジェクト型学習を通じて即戦力を育てています。
4. 卒業生の活動
ラフバラー大学の卒業生は、スポーツ界、企業経営、エンジニアリング、デザイン分野などで広く活躍しています。
特にスポーツ界では、英国オリンピック委員会関係者やプロ選手、指導者としての実績が目立ちます。また、大手企業での技術職やマネジメント職に就く卒業生も多く、産業界からの評価も非常に高い大学です。
5. 大学院の特徴—実務と研究の融合
大学院課程では、理論と実務をつなぐ教育が重視されています。
- 実務経験に基づくケーススタディやプロジェクトが豊富
- 産業界との共同研究やイノベーションプロジェクトが充実
- フルタイムだけでなくパートタイムやオンライン対応のコースも展開
- 専門分野にはスポーツマネジメント、工学、ビジネスアナリティクスなどがある
研究環境としても質が高く、産学連携の実績も豊富です。
6. Loughborough大学院での学びがキャリアに与える影響
ラフバラー大学院の修了生は、以下のようなキャリアを築いています。
- スポーツ政策機関・プロスポーツ団体・企業のスポーツ部門
- エンジニアリング企業での研究開発職
- ビジネス分野での戦略立案・マーケティング・データ分析
- NGOや公的機関での社会政策立案や実施
また、同窓会ネットワークも活発で、イギリス国内外でのコネクション作りに有利です。
7. Loughborough大学院への出願要件と難易度
以下が主な出願要件です。
- 学部成績(GPA)2:1以上(日本のGPA換算で3.0以上が目安)
- IELTS 6.5以上(分野によっては7.0以上)
- Personal Statementでは、キャリア目標と研究テーマの明確化が求められます
- 推薦状は2通(学術・職務いずれか)
全体的には中~高難易度ですが、実務経験が評価されるコースも多く、柔軟性があります。
8. 最後に
Loughborough大学院の出願には、的確な戦略が求められます。弊社では、成績要件の確認や英語試験の対策だけでなく、Personal Statementの添削、研究計画書の作成支援、推薦状の書き方アドバイスなど、大学院出願に必要なすべてのサポートを行っています。
過去の合格者のPersonal Statementを分析し、最適な書き方をアドバイス
大学ごとの要件に合わせた戦略的な出願プランの作成
英語エッセイのプロフェッショナルによる添削
推薦状の適切な書き方・依頼方法のサポート
1年間にかかる学費や生活費の情報提供
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